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引越し産業の簡易分析

グーグルトレンドにて、キーワードのボリュームの推移を確認すると、予想通り3月がピークになっていますが、一局集中していると言うよりは通年で安定的な需要があるように見えます。


したがって、引越し業界はおそらく通年で稼働できるビジネスではありますが、それでもやはり3月の引越しシーズンがピークであり、人、物(車両など)のリソースをその時期にいかに確保し、高単価で受注するか、そして、その他のシーズでは固定費を最低限吸収できるだけの売上をたてられるかが重要になります。季節需要に左右される事業の多くが悩むのは固定費、投資額です。固定費、投資額が一定水準を超えなければ競合他社に比べて受注率が下がり、そもそも売上を立てることが難しくなりますが、かちってそれらにお金を掛けすぎると損益分岐点が高くなりすぎて会社経営の根幹を揺さぶりかねません(赤字転落し、倒産の危機にさらされます)。よって、グーグルの検索ボリュームや、かこの受注実数の分析をおこない、人材確保、車両確保、そもそも正規社員の数を調整しなければなりません。この辺は、じつは簡単なシュミレーションを行えば、どれぐらいの確率で利益を出せるか、はじき出すことができます。株式投資などでよく使われる有効フロンティアとう概念です。どのようなアクションを行えば投資額にたいする期待リターン、その時のリスク(95%の確率で損失が出る確率などの計算)を把握することが可能です。

投資と会社経営は似たようなものかもしれません。いかに逆張りができるか。そうでなければ競合よりいかに効率的にオペレーションができるかです。逆張りとは、競合がいないブルーオーシャンを探すと同義です。群衆からはなれた逆のこうどうですから、勇気が必要ですが、シュミレーションや、市場分析をしっかり行っていれば、英断をおこなえるようになるでしょう。

ところで、引越し屋のサービスには大きくわけて4つのプロセスに別れています。

  1. 梱包する
  2. 荷積みする
  3. 輸送する
  4. 設置する

売上を左右するのはいかに付加価値のあるサービスを販売できるかです。もちろん、多くのお客さんをこなせば売上を伸ばすことは可能ですが、客単価も重要な要素です。なぜならば、上記で述べたように、季節需要に左右される商売は多くの客をこなすための設備投資はリスクを取ることに同義で、薄利多売のスタイルであると通年でビジネスを展開することが難しくなります。よって、客単価をいかに上げられるかが重要になるのです。たとえば、1の梱包するは、多くのお客さんは自分でやる、というかもしれません。そのようなお客さんをいかに説得して販売にこぎつけるかが重要なのです。また、設置も重要な要素です。荷物さえ運んでくれればそれでいい、というお客さんは多いですが、実は多大な時間がかかるので、プロに任せたほうがすばやく引越しをすませて次のデコレーションや、そのたの引越しに関わる事務作業などにお客さんが取り組むことができますと、想像させることができるかが営業マンの腕の見せ所になります。

 

引越し関連の業者は大きくわけて3つです。

  1. 総合引越しサービスプロバイダー
  2. 便利屋
  3. 宅急便

これらの3つを使い分けている場合が殆どです。それらの業者のメリットデメリットは各々のビジネススタイルにあらわれています。総合引越しサービスプロバイダーは引越しに特化し、多数の車両やスタッフを抱えている場合がおおく、投資額が大きくなりがちです。国内外のひ引越しに対応ができ、認知度も高く、ブランド効果で単価設定を高くすることが可能です。便利屋に関しては、様々なケースあありますが、実質引越し屋であるが、集客方法として便利屋を名乗っているケース、実際に便利屋業者で、一つのサービスとして引越しも行う、とうケースがあるようです。宅急便にかんしては、輸送に特化したサービスです。輸送の周辺ビジネスとして集荷の際の簡単な梱包も行いますが、本業からすこしはなれ、強みがある作業とは言えない大型の荷物の移動は、単価がすこし割高である場合が多いです。